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小説~~~~('-') 





 とりあえず本題に入るという事で、キリアの転職試験に向かった。
 まずは、オーレン領から行く事にする。遠いところは象牙の塔の目玉のおばけのような強化フローディングアイから始まり、次はトカゲのレットリザードマンオーバーロード、アデン領では劣化オークであるタムリンオークとタムリンオークアーチャー、ギラン領では同じ劣化オークであるブレカオークオーバーロードとクリムゾンバインド、ディオン領ではクルマの塔の近くにいるマーシュスタッカートドローンとアンデッドのデッドシーカー、グルーディオ領では荒地の石のゴーレムであるパンチャーとアリのノーブルアントをひたすら狩り続けていた。
 もう、ゲートキーパー無しでは一日では終わらないということで、お金を惜しまず使い何とか終わりきったのだ。
 そして、オーレンに戻り持って来た証を見せると、次の説明を受けた。四箇所に生息するモンスターを三回倒して勝利の証を持ってくるように言われたのだ。
「行けるかみんな」
「やらいでか!」
 みんな疲れているのにやる気は満々だった。キリアが申し訳なさそうにしてると、レイルースが家族だからと微笑んでくれた。
「気兼ねする必要はないよ。俺達は早く君がソードシンガーになって欲しいと願っているから」
「はい!」
みんなに励まされると、彼女もやる気が出てきていた。
 オーレンの劣化オークのティマックオークオーバーロードを倒し、アデンでは双頭のラキン、ギランでは死の回廊では同じく双頭のグランディス、そして、クルマの塔の浮遊物体のエックスクロと石のゴーレムのクラトルを狩っていた。
 キリアはこの塔には数回しか足を踏み入れたことがない。下巨人の遺産――その物々しい構造に彼女は最初身震いしたものだ。こんなものを作れる技術はどこから生まれたのだろう……そう感じざるを得なかった。
 エックスクロとクラトルは他の面々で大方弱らせて彼女が止めを刺していた。何とかこれも済むと、彼女は秘密の道を使って一人で先にオーレンに行った。
 証を渡すと、深く頷いていた。そして、デュエリストの証を手に入れると、そろった証をグランドマスターに見せたのだ。
「良くやり遂げた。この道辛い事があったとしても、このときのことを考えそして乗り越えられることを――道は険しい……だが、それ以上にやりがいがある。そなたの道はきっと明るく照らされているだろう……おめでとう! ……ソードシンガーとして活躍する事を願っておる!」
 彼女の周りに深緑の風が吹いてきた。それは彼女に祝福を送っているようだった。そして、それが消えると彼女の体は軽くなり、前より何かが変わった感じがしていたのだ。
「ありがとうございます。私はこれからソードシンガーとして頑張ります」
頭を下げると、早速スキルを憶えに走って行った。勿論最初は歌――――
 ソングオブウォーディング……魔法抵抗力を上げる歌だった。
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小説です! 




 キリアの心情も落ち着き、鍛えて次の試験に望めるレベルになった。できるところまで一気に進めようということになって、総出で試験に臨むことになる。
 デュエリストの審査は、オーレン城の村の戦士ギルドのデュエリスト・カイエンから始まるが、すでに聞いてきたので 五領地にいる二種のモンスター十匹を狩り、その証を持ってくるようにという任務を与えられていた。
 オーレンはエルモア王国との戦いにおいて最前線となった場所で、城塞都市として発展した。その為物々しい造りをしていて、少女は最初ただあっけに取られていたのだった。
 町の外に出たみんなは全員そろうまで寛いでいた。
「デジャカル! 皆の衆! 領地のモンスターをとっ捕まえて証を持って来ればいいのだな。叩いて叩いて叩きまくって……」
 早速うるさくやってきた盟主は、話を聞くと大きく頷いていた。
「あーいいから先に始めましょう。おさんが話すと時間がかかる」
 メイシェルの言葉に盟主が抗議し始めた。
「むむ、話しは最後まで聞くものだとオークの言い伝えにあるが……」
「あって無いに等しい……ということで行くわよ! 野郎供!」
 それに小さい声で答える面々――――
「声が小さい!」
と剣を突きつけると、もう、怒鳴るくらいで答えていた。
「何か私の為に、皆さん出ていただくなんて……」
キリアは恐縮してると、アルギニウスが木に寄りかかっていたのをやめてある方向を向いていた。
「来たか……」
 そこには、肌の露出した服に目を模(かたど)った長い杖を手にしてる女性が歩いてきたのだ。黒髪が背中を揺れ肌は青褐色……妖艶な雰囲気を漂わせていた。
「ヘクテメリアさん」
 キリアは微笑んで彼女に駆け寄っていた。
「あ! キリアちゃん。あぶな……!」
 レイルースが思わず叫んでいた。また、この前みたいな一触即発な事態になってしまったら……と思っていたら、ダークエルフの女性は微笑みの顔を見せていたのだ。
「……え?」
 二人で楽しそうにしているのを見て、みんなはあっけに取られていた。
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小説でがんす 





 ウルガオフはお茶を飲むと、深い溜息をついていた。
「済まないな――こんな場所でしみったれた話するなんて……」
 その言葉にみんなは答えられなかった。キリアは相変わらず涙を流している。レイルースは席を立ち上がって外に出て、堪えていた涙を見られないようにして流している。人間は全員泣いていた。エルモア組は泣いていないものの、俯いていたのだ。
「――――うむ……戦争には犠牲が付き物だ。だが、無抵抗の者を殺すのは納得できんな」
 盟主はそう言うと、ワインを注ぎながら次の言葉を待った。
「いや、おやっさん――その場の生存者の話だと、弟が敵に向かって攻撃したんだ。みんなを護るために――で……攻撃された時に母さんが盾になって護って……結局弟も刃にかかったらしい……」
「そういうことか……」
 ウルガオフ自身も涙を浮かべていた。わざわざ傷を開けるような真似をしなくてもいいのにと思ったが、彼は話したほうが気持ちが楽になるからと笑っていた。
「人に聞いてもらって慰めの言葉でも欲しいのかな。ハハハ……俺、疲れてるのかも……」
 そう、涙を拭く彼にキリアは持っていたリュートを静かに奏でていた。
 そして、静かに歌い始めていた。あんなに涙を流していたのに、歌声だけはちゃんとしている。
 不思議な歌だった。二重の歌声は静かに外にも響き、泣いていたレイルースの耳にも入ってきていた。
 そして水音の中、長い耳に入ってきた歌声を聞いている人物もいた。
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小説だにゃ 

*ちょっと血の表現があるので嫌な人は読まないのをお勧めします(*_ _)人



 攻城戦はいつもできるわけではなく、聖物の封印が解放されたときに盟主が交換の儀式を行うと城の機能を支配できる仕組みになっている。それが一ヶ月に一回それも一日だけだ。
 その時間を巡って戦いが起き、クランしいては同盟や連合が動きそれぞれ攻め守る。
 ウルガオフは防衛だった。兄が盟主のクランに属し、若いがホークアイとして戦っていた。更に、父は城主を守護する将軍の地位についていた。
 父は元からいた雇われ将軍だった。前の城主その前とクランや同盟とは何のつながりもない人物――城の機能を知り、それを新しい城主に教える役割とかを受け持つ、城に仕える将軍だった。そんな将軍や司祭とかが何人かいてその部下達もいるのだ。
 彼らは常に城主につき戦っていた。そして、中間地点が突破された時に父は戦死。そして、兄も負傷した。
「俺のことはいい! 自分の持ち場に就け!」
傷の手当てを受けながら、兄は命じていた。彼は腕を怪我し、頬には大きな傷が付けられていた。
「兄貴! ここは持たない! 後陣に……!」
ウルガオフは汗と砂埃で服を汚しながら、援護の為に矢を放っている。
「持たせろ! もうすぐ援軍が来る! ここで食い止めて奇襲で横から攻めると報告があった。俺もここを護る!」
 大体の傷の手当てが終了すると、立ち上がって手に持った青いクリスタルを床にばら撒いた。念を込めて呪文を唱えると、闇が魔方陣からほとばしり、その闇はパンサーの形をとっていたのだ。
「行くぞ!」
男性の声にパンサーは瞬時に反応すると、近くに来た敵の喉笛に噛み付き、鮮血を巻き散らかせていた。ドゥームプレートアーマーを着て、青白く光るダマスカスソードは軌跡を描き、敵を殲滅している。
 援軍を待つウルガオフはスぺルハウラーの疾風に巻き込まれそうになりながら、気合いを込めて一気に二つの矢を打ち放つ。それが、命中しスペルハウラーは床に血溜りを作っていた。
 だが、こちらが押され気味だった。段々ウルガオフの体にかすり傷だが白いテカレザーは所々血を吸って赤くなっていた。段々焦りの色が見え始めていた。早く……援軍が来てくれることを願いながら……
 そして、転機は訪れる。急に右側面から援軍が現れた。驚いた敵方はクモの子を散らすように、状態を立て直せないまま逃げ出していた。
「助かった……おせーぞ!」
ウルガオフは知り合いの援軍のクランの奴に愚痴をこぼしていた。
「もう少しで俺達、死ぬところだったじゃないか!」
「悪りい……ギリギリまで引きつける作戦だったんだ。お蔭で上手く行ったみたいだ」
両者拳を合わせていると、兄は近くの階段に辛そうに腰を下ろしていた。さっき動いた手前、傷が広がってしまったのだ。心配そうに寄り添うパンサーの頭に手を置いていた。
「大丈夫だ……これくらい……」
手当てを受けていると、後方から慌てた声がしてきた。
「やばいぞ! 敵陣が崩れたときに一部中に入った部隊がいたらしい! 俺達も行かなくちゃ!」
「何だって?」
 そして、奇襲をかけたクランの一人が駆け寄ってきてた。
「大変だ! 一部敵が別邸方面に向かったぞ!」
 それを聞いて兄とウルガオフの血相が変わった。そこには避難しそこなった母と弟と妹がいたのだ。
「兄貴!」
「すでに、そっちに守備隊を送っただけど、数が足りない! どうする!」
 傷を抑えて立ち上がると、そこにいた面々に二手に分かれてそれぞれ守備に当たるように命令した。
「ウル……お前は別邸に行け! 母さん達を頼んだぞ!」
「分かった。兄貴、死ぬんじゃねーぞ!」
 ウルガオフは父が戦死した手前、少し悲しい顔をしながらも堪えながら目の前の男性に言っている。
「死んだら父さんにぶっ飛ばされそうだ」
 それには悲しいかな盟主から兄の顔に戻っていた。
「ハハ! 違いない!」
 兄がおどけてくれたお蔭で少しは気が紛れながら、向かうべきところへ足を運んでいく。
 だが、後に誰が予想できただろうか……その結末に……
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小説です!w 





「うむ、他の作業の合間に作ることになるがいいかな?」
「はい」
「何作るの?」
気になったメイシェルは聞いてみると、楽器だという。
「キリアの持ってきている楽器が少し傷んできてのう~。それで、直してやろうと思って……」
「へぇ~」
「楽器弾けるんだ」
ウルガオフが聞いてくると、キリアは笑って頷いていた。
「聴かせてくれないかな」
「あ、そうかウルガオフは聴いたことないんだっけ……」
「ああ……」
「上手いよ~。キリアは……」
メイシェルは不敵な笑いを見せると、少女は部屋から傷んでない方のリュートを取り出してきた。少し調弦していくつかの曲を弾き始める。
 ウルガオフはそれを聞いた途端、驚愕して暫く放心していた。みんなは怪訝に思っていると、呼ばれてようやく我に返った。
「すっごい上手だ。俺がいた同盟の奴でもこれほどの腕前はいなかったぞ」
「そうなのですか? 村にはもっと上手い人が沢山いますけどね……」
「いやいや、それなら謙遜しないで胸を張っていいよ」
「でも、これくらいしか能がないですけどね」
笑っていると、レイルースが何か歌いだした。一曲聴いただけで、キリアは適当に伴奏をつけている。
「お、話せる島の学校で最初に教えられた歌か……」
それに人間の面々が歌いだしていた。何でも、士気を高める時に歌うらしい……
「む! それなら私のところでもあるぞ」
グクカロフはワイン樽を叩いて太鼓にすると何か変な奇声を発していた。
「何だそれ!」
メネウトが笑っていると、ドワーフの双子が踊りだしていたのだ。
「祭りの歌らしい――とは言ってもどんな歌かは意味は知らんが……」
「うむ、何でも炎のエネルギーを歌にしたとか……おいら達には良く分からん世界だ」
「変な歌があるものだ」
メイシェルは関心というか呆れていると、ワインを注いで飲み始めていた。
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